のほほん備忘録

のほほんと過ごす日々に、ちょっとした備忘録

小説以外で面白かった本

#2「読書」

 

最近、小説以外の本をよく読んでいます。具体的に言うと、図書館の蔵書番号の900番台以外の新書や専門書、実用書、学術書といったジャンルの本です。

おそらくきっかけは、通信講座でのレポート課題です。参考資料として、図書館で課題のテーマに関係する本をたくさん借りたんです。いつもならあまり行かない棚から選んだ本を何冊か読むにつれて、専門書の面白さに気づいてしまいました。ユニークな題材を1冊にまとめたり、図・写真・イラストを用いて分かりやすく解説されてあったり。そこから定期的に図書館に訪れ、何冊か同時進行で読んでいます。

ここ1年くらいで読んだ専門書は30冊ほど。その中から、特にユニークだった本を3冊簡単に紹介します。

 

ざっくり言うと、普段使っている味表現を深掘りし視野を広げることで、語彙力や表現力を高めようという本です。「コク・キレ・のどごし」の意味から、カレーやラーメンの味表現まで、読者でもイメージしやすいもので言語学者が分かりやすく解説しているので、とても読みやすいです。この本を読むと、「うまい」「おいしい」以外で美味しさを伝える表現を学べます。

 

タイトルのとおり、ヨーグルトのことしか書いていません。言い換えると、この1冊でヨーグルトの全てが分かります。歴史や製造工程から全国各地のご当地ヨーグルトの特徴まで、ヨーグルトに関することが細かく解説されています。特に、後半のご当地ヨーグルトのページはボリュームがあり、パッケージの写真とヨーグルトマニアの著者の熱い食レポで1つずつ紹介されています。ヨーグルトを知りたい方にはオススメです。

 

  • 『目でみる日本史』岡部敬史(文)/山出高士(写真)(東京書籍)

横長の本で写真が多め。日本史に出てくる偉人が見た・見たかった風景を34人分まとめています。作者とカメラマンが実際のその場所に足を運んで取材しているので、情景がリアルに伝わってきて偉人になりきった気持ちにもなれます。この本に載っている場所は、道や旧住宅といった偉人たちが実際にそこにいた(であろう)場所。この本をきっかけにそういうところへ行くのも、また深い学びになるかもしれないですね。

 

長々と紹介しちゃいました(笑)。どれも面白いので、ぜひ一度読んでみてください。