のほほん備忘録

のほほんと過ごす日々に、ちょっとした備忘録

旅のお供としての「お弁当」

今週のお題「お弁当」

 

えきべんっ♪ そらべんっ♪

 

「お弁当」と聞いて真っ先に思い浮かんだものが、駅弁と空弁でした。旅行中の車内(機内)でゆっくりと頂くのが、楽しみのひとつでもあります。昨年は「旅行したい」欲が大爆発した年だったので、時間とお金と体力の許す限り、全国あちこち旅をしました。その道中で買った駅弁・空弁をちょっと並べてみようと思います。

 

復刻版 かしわめし(@博多駅

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佐賀・鳥栖にある「中央軒」の駅弁。かしわ(鶏)と鶏ガラを煮込んだスープに醤油・みりんなどで味付けされたご飯に、細かく切って甘辛く煮たかしわ肉と錦糸卵、刻み海苔をのせている。

金沢へ向かう際の新幹線の中で食べた。「復刻版」とあるように、お弁当は紙に包まれていて、紐が十字に結ばれている。販売当時(大正2年)はこんな感じで売られていたんだなぁ。一口食べてみると、醤油とだしの風味がほんのり。どこかほっとする味わいだった。

 

広島名物 あなごめし(@福山駅

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広島にある「浜吉」の人気駅弁。2021年「惣菜・べんとうグランプリ」で優秀賞にも輝いている。

倉敷から帰る際に、乗り換えで福山駅へ。ちょっと時間があり、夕ご飯のタイミング的にちょうど良かったので購入。弁当一面に敷き詰められた焼穴子がとてもおいしい。また、その旨さを引きたてる秘伝のタレと一緒に頂くことで、口に入れた瞬間に香ばしさが広がる。

 

焼津手火山造り鰹節 籠かつを飯(@羽田空港

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静岡・焼津にある明治20年創業のかつお節工房「やまじゅう」のかつお節を使った空弁。ここのかつお節は、非常に手間のかかる昔ながらの製法「手火山造り」でひとつひとつ作られている。

羽田空港で購入し、飛行機の中で頂いた。かつお節の俵おにぎりが5つと、鶏の塩麹焼・卵焼き・煮物といった和のおかずがいくつかが弁当箱の中に入っている。量も栄養バランスもちょうど良い。

 

ヤマトの柿の葉ずし(@京都駅)

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奈良へ行ったら欠かせないのが「柿の葉ずし」。いろんなお店があるが、五條市に本店がある「ヤマト」の柿の葉ずしは駅弁コーナーではなかなか手に入りにくいものだという。

京都駅で「ヤマトの柿の葉ずし」5個セットを見つけたので、それを購入。この時の具は、穴子・エビ・タイ・サケ・サバだった。どれもおいしかった。柿の葉のほのかな香りが良いし、具材も大きかった。

 

 

こーんな感じでまとめてみました。どうやら、魚系が好みらしいですなぁ。また、「昔ながらの」というワードや特産品系に飛びついちゃう傾向もあります(笑)。

さてと、近いうちに北海道(札幌辺り)へ旅をしますが、どんな駅弁・空弁があるんでしょうか?というか、そもそも食べるタイミングがあるかどうかも分かりませんが…。「このお弁当食べてみて!」「コレ、おいしいよ!」といった北海道の駅弁・空弁があれば、ぜひ教えてください!

 

自転車で地元を巡りたい

今週のお題「外でしたいこと」

 

やっぱサイクリングしたいねぇ~。

 

パッと思い浮かんだのがコレでした。一応、自転車は乗られるんですが、長崎という坂が多い県に住んでいるのでなかなか乗る機会がありません。ちょっとした憧れです。

本当は旅先でレンタサイクルを使ってあちこち観光したいのですが、見知らぬ土地をぐるぐる探しながら目指すのでなんだか効率悪そう…。普段自転車を乗らないし、自転車のルールもよく分かっていないので、結局路線バスや徒歩で目的地に向かっちゃいます。

 

手始めに、地元のサイクリングスポットや自転車専用ゾーンがあるところから試してみたいです。心地良い風に吹かれながら自転車に乗ってみると、なんだか気持ちよさそうです。

と、ここで一つ疑問。坂の街・長崎にそんなスポットがあるんでしょうか?「長崎 サイクリングコース」で調べてみると、県庁のホームページから「長崎サイクルルート」にたどり着きました。ここでは「下五島」「上五島」「大村湾南部」「島原半島一周」の4つのルートが紹介されています。

この中だと「島原半島一周」のコースが興味があります。全長106㎞をぐるっと一周も面白そうですが、島原鉄道廃線跡を自転車歩行者専用道路として活用した32㎞のコースが手軽にサイクリングを楽しめそうです。専用道路として整備されているという点も安心感があります。

 

これ以外にも、市や町単位で調べたらいろいろ出てきそうな気がします。まずは近場でサイクリングをしてみようと思います。

 

部屋をスッキリさせたい

今週のお題「きれいにしたい場所」

 

自分の部屋をきれいにしたい(小声)。

 

もうそこしか思いつきませんでした。もうすぐ20代が終わってしまうので、それまでに自分の部屋だけでもきれいにしたいです。

クローゼットに長年着ていない服がありそうですし、本棚にある教科書類はそろそろ情報が古いんじゃないかって思うので、そろそろ整理したいと考えていますが、行動になかなか移せず…。特に取り掛かりたいのが、デスク下の引き出し。未使用のノート、使いかけのノート、映画のパンフレット、ペンの替え芯など、「とりあえず置き場」と化していて、引き出しの中はモノでいっぱいです。必要なモノと必要でないモノに分けて、必要なモノをすぐに取り出せる環境にしていきたいです。

今年に入って、片づけに関する本を2冊読みました。どちらもオフィス向けの整理・片づけについて書かれていますが、いくつかはプライベートでも使えそうです。定期的にいらない書類を捨てる、引き出しに普段使う文具の居場所をつくる、毎日使うものとたまに使うものを分けるなど、活用できそうなテクニックがたくさんありました。あとは実践するのみ。20代のうちにやっておきたいなぁ。

 

あんこの異文化交流

今週のお題「あんこ」

 

台湾の人にとって、日本のあんこは甘すぎるらしい。

 

10年くらい前に太宰府をのんびり歩いていたら、「Excuse me.」と声をかけられました。振り返ってみると、外国人観光客と思しき40代くらいの女性3人組が立っていました。台湾から来たという彼女たちは、太宰府名物・梅ヶ枝餅の有名なお店を探しているようです。そこのお店は知っていましたが、その道順を英語でどう伝えたらいいか分からず…。ジェスチャーと頭に浮かんだ英単語を並べて「一緒に行きませんか?」とその場所まで案内しました。

 

目的のお店に着き、お目当ての梅ヶ枝餅を一口食べ、彼女たちが「Too sweet.」とつぶやいているのを聞きました。驚きました。台湾の人の口には、日本のあんこは甘すぎると感じるんか!と。個人的にあんこはあまり好きじゃないので、正直分からないところがあるんですが、異文化ギャップに気づかされた瞬間で記憶に残っています。

少し調べてみると、台湾のあんこは甘さが控えめだそうです。砂糖の甘さより小豆本来の味が引き出されていて、あんこというより煮小豆を食べているようだとも。なるほど。そう言われたら、台湾の人が日本のあんこを食べて「Too sweet.」とつぶやいたのが分かる気がします。

 

ちょっとした余談ですが、お店に着いた後も彼女たちからのお誘いで、しばらく行動を共にしました。こういう時に英語を話せたら良かったなぁ、なんて考えた学生時代でした。

 

『東京タワー』という恋愛作品にまつわる小話(後編)

ここでは、映画版『東京タワー』について語らせてほしい。

 

映画版のポスターが美しいと思った、小4の冬

映画の『東京タワー』は2005年1月15日に劇場公開された。その頃の私は小学4年生で、V6のとあるMVと『学校へ行こう!』きっかけで岡田准一に釘付けになっていた。『タイガー&ドラゴン』もリアルタイムで観ていたなぁ。当時、地元のバス通り沿いにこの映画のポスターが貼られてあったが、そのポスターがあまりにも美しかった。通るたびに思わず目をそらしてしまうほど、その美しさにドキドキしていた。今だったら公開してすぐに観に行ったと思うが、小4の子どもにとって「大人のラブストーリー」はややハードルが高かった。

 

『東京タワー』初見(ここからネタバレややあり)

それから約10年後、やっと本作を手に取ることができた。初見ではストーリーよりも映像の美しさの方が印象に残った。真夜中の東京に赤く灯る東京タワー、甘くときに激しく愛し合う2組の男女、プールの中でもがく透の姿…。物語の後半の展開にはちょっと「ん?」と疑問符がついてしまったけども、ここで描かれる東京の光と影のバランス具合がとても良かった。しかし、この頃の松潤は若くてギラギラしていたなぁ。

 

『東京タワー』2回目の鑑賞

そして先日。ドラマに先駆けて『東京タワー』2回目の鑑賞。今回はストーリー重視で観ようと、一つ一つのセリフや表情に注目した。

透は詩史さんのことを好きすぎている。彼女から教えてもらったクラシック音楽を聴きながら、彼女からの電話を待つ。自分からはかけない。その待つ時間さえも愛おしいくらい、透は彼女に心底惚れていた。繊細ですぐに壊れそうな儚さがあって、観ているこっちも胸をギュッと締め付けられる。そんな苦しさがあった。今やアクション俳優のイメージが強い岡田だが、こんな切なく儚い大学生を演じていたんだなぁ。彼の演技に改めて魅了された。やっぱ好きな俳優だ。

観終わってまず疑問に思ったことは、詩史さんがどうして透のことを好きになってしまったのか、ということだった。経済的にも余裕のある夫がいるにもかかわらず、なぜ?そこだけがモヤモヤと残った。夫といるときは緊張感があるのに対して、透といるときは笑顔もあってどこか楽しそう。夫にはない「何か」が透にはあったということなのだろうか。詩史さんの心情が伝わりにくいが、数年後に見るとまた分かってくるのかな?

今回はストーリー重視で観たが、やはり夜の東京タワーの美しさには目が離せなかった。暗闇の中で赤く立っている東京タワーは、とても綺麗だけどどこか寂しそうで心がジーンとする。夜の東京タワーにもう一度足を運んでみたくなった。

 

 

令和が舞台のドラマ版はどのように描かれるのだろうか。映画版にあった電話を待つシーンは、まだスマホがなかった時代だったからこその描き方だったと思う。令和版ではどのような描き方になるのか。令和仕様にアップデートされるのか、あるいは変わらないのか。そこらへんの違いも観られそうで楽しみである。

切なくて美しいラブストーリーが観られる日まで、あと3週間を切った。

 

『東京タワー』という恋愛作品にまつわる小話(前編)

恋愛小説『東京タワー』にまつわる、いくつかの小話…の前編。

 

 

禁断のラブストーリー、約20年ぶりにドラマで再び

2月29日。4年に1回の特別な日の朝に、『東京タワー』ドラマ化のお知らせがあった。江國香織さんの原作小説を読んだことがあり、かつ20年前の映画作品も観たことがあるから、懐かしさと同時に震えた。あの禁断の恋愛物語を、ドラマでどこまで描かれるのだろうか、と。

 

永瀬廉と東京タワー

主人公の大学生「小島透」を永瀬廉が演じる。映画版では岡田准一が演じていた役だ。ドラマ化決定の記事を読んでいくと、永瀬と東京タワーの組み合わせにデジャブを感じずにはいられなかった。そう、『真夜中乙女戦争』である。あの映画での永瀬も、鬱屈な日々を過ごし東京タワーに対して負の感情を持つ大学生を演じていた。ドラマのキャスティングに関係しているのかは分からないが、再びそんな永瀬を観られるのかと思うとワクワクしている。それに加えて、ドラマでは20歳年上の人妻と恋に落ちる。純粋であるが故の葛藤をどう演じるか、とても楽しみだ。

 

ドラマ版キャストについて

20歳年下の透に恋をしてしまう「浅野詩史」を板谷由夏が演じる。映画版では黒木瞳が演じていた役だが、ドラマ版では職業が建築家に変わっている。板谷さんが詩史さんを演じるということに意外性を感じたが、逆に新鮮である。聡明でしっかりしてそうなイメージが強いから、また違った板谷さんを観られるかもしれない。

第1報ではここまでだったが、やはり気になるのが「もう一組の禁断の恋」を演じるキャストである。映画版でいう松本潤寺島しのぶの組み合わせを、ドラマ版ではいったい誰が?特に、透の親友「大原耕二」を誰が演じるのかは、私でもしばらく考えていた。永瀬と同世代って誰がいる?

あれこれ考えているうちに、第2報でTravis Japan松田元太が演じると聞き、「トラジャかぁ~!」と良い意味で頭を抱えた。トラジャ界隈はあまり詳しくないからまさに抜け穴だったし、松田の演技も観たことないから未知数である。ただ、TVerで観たスペシャルムービーの感じだと、ちょっと期待できそう。とある場面で体温がグッと上がったような、情熱を感じられるところがあった。今でもその場面が強く印象に残っている。

意外性と言えば、耕二と恋に落ちる専業主婦「川野喜美子」を演じるMEGUMIもそうだ。本人もコメントで話していたが、他作品でのMEGUMIさんは、女性主人公の良き相談相手とか、「ぶっ潰す!」みたいな強い恨みを持つ女性の役が多い印象がある。年下青年との恋愛で自分の弱いところを見せるという役は、今まで観たことないMEGUMIさんが観られそう。

 

まだ予告映像も詳しいところまでは描かれていないが、ここまでドラマの放送が楽しみにしているなんて、かなり久々だ。また、「令和の東京」が舞台となっているため、原作小説や映画版とはまた違った描き方の『東京タワー』になると考えられる。既存作品と比較しすぎない程度で、ドラマ版も楽しんで観るようにしたい。

 

本当はここから映画版についても語っていきたいが、長くなりそうだしキリが良いので、本記事では一旦ここまで。映画版もいろいろ語りたいのだよぉ。

 

 

SUPER EIGHT 爆誕

17年も応援している、推しグループの名前が変わった。

 

関ジャニ∞」のライブを初めて観に行ったのは、中学生になりたての頃だった。彼らは47都道府県ツアーで全国を回っており、我が地元でもライブをやるというだけで足を運んだのである。2階席でスクリーンの半分も見えないところでやや退屈だったが、アンコールでマル氏が近くで笑顔を振りまいてきたので、その日の退屈さはひとまずチャラになった。

 

転機は2009年。当時、NEWS・KAT-TUNとの合同ファンクラブに入っており、3グループのライブをそれぞれ足を運んでいた。しかし、この年は自分が受験生ということもあり、最初にライブのお知らせが来たグループだけを観に行くことにしていた。それに該当したのが「関ジャニ∞」であった。その年のライブ本編のラスト曲『ローリング・コースター』に度肝を抜かれた。なんてカッコいいんだろう…。ライブに行く前まではノーマークだったのに。ポップなバンド曲を生で聴いてから、何かが変わり始めた気がした。

 

TVで観る彼らは面白くてうるさい(笑)。ほとんどメンバーはボケたがりか天然しかいないから、くっだらないことにゲラゲラ笑ったりツッコミを入れたりしていた。ヤスくんのよく分からないトンチンカンな発言に対し、村上さんがツッコミつつ翻訳してくれるところ、とか。観ているだけでなんか楽しいグループで、こっちも思わず笑ってしまう。それが彼らの良いところだ。

ライブでの彼らはとにかくなんでもする。歌、ダンス、バンド、コント、トーク…etc. TVでの面白いイメージにプラスして、カッコよさや人間臭さを感じる。ベースを弾くマル氏の立ち姿はカッコいいし、おーくらのドラムは情熱的。彼らに憧れて軽音部に入ったくらい、バンドの彼らはとにかくかっこいい。マル氏のベースを見ると、自分も弾きたくなっちゃうもんなー。まぁ、弾けないけども(笑)。でも、習いに行ってみたい。

また、「がむしゃら」という単語が一番似合うアイドルグループだと思っており、それが勇気づけられる要素となる。30代でトランペット、40代でギターを始めた横山さんを見たら、挑戦することに年齢は関係ないんだなぁと思う。私の中にある「とりあえずやってみる」精神は間違いなく彼らの影響が大きい。

 

自分の人生に影響力があったといっても過言ではない長年の推しグループが、本日改名した。20年以上も親しまれた「関ジャニ∞」という屋号から新たな屋号へ。その名は、、、

【SUPER EIGHT(読み:スーパーエイト)】

……ダサっ(笑)!!正直に言うと、最初はそんな印象でした。しみじみとしたムードが一気に吹き飛ばすほどでしたが、グループ名の由来を聞いてなんか納得しました。発案者は横山さんだったらしく、要約すると「サイヤ人もスーパーついたら強なったし、俺らもスーパーついたら強なるよな」とのこと。まさかの『ドラゴンボール』w横山さんらしいな、と思って大笑いしました。

ちなみに、「ウルトラエイト」も候補に挙がっていたらしいですが、そちらは「ダサい」ということで却下となったそうです。君らの「ダサい」の基準が分からんwなんかそういうところも彼ららしくて、名前は変わっても中身は変わらないところに安心しました。

 

あっ、この発表と同時にNew Album発売とアリーナツアー、ドームツアーも決まりました。それとWeb連載のタイトルが「スーパーエイトレンジャー」になっていました。なにそれ、強そう!!

ということで、我が推しグループは「SUPER EIGHT」という名前になりました。「エイト」を残してくれたことは感謝しかないです。新しいグループ名を呼ぶのに最初は慣れないですけど、まぁ時間が解決してくれるでしょう。むしろ、新グループ名の由来を説明するのに『ドラゴンボール』を引っ張らなきゃいけないというところにハードルが高そうです(笑)。デビュー20周年、存分に楽しむぞぉー。