のほほん備忘録

のほほんと過ごす日々に、ちょっとした備忘録

整くんとエイジくん

FOD会員100万人突破、おめでとうございます。私も、某配信ドラマを見たいがために、1回だけ使ったことがあります。機会があれば、また使ってみたいと思います。

さて、数ある人気作品から、2つのドラマを紹介します。どちらも2022年に放送されたドラマで、同じ制作陣が手掛けています。見比べてみるのもまた面白いかも。

 

「ミステリと言う勿れ」

天然パーマの大学生のおしゃべりだけで、事件だけでなく日常的なわだかまりもスッキリさせるという、新感覚ミステリー。

まず、主人公の整くんのビジュアルが、もうインパクト強い。天然パーマに常にマフラー。主人公を演じた菅田将暉が言うには、あの髪型は地毛でやったらしい。一度見たら忘れられない、記憶に残りやすいキャラクターだった。

そんな彼のおしゃべりは、自分が今まで生きていてずっと疑問に感じていたことを代弁してくれた。第1話の「真実と事実」、第4話の「思い出したくない記憶は脳を活性化する」、第5話の「『闘病』という単語の違和感」など。話の内容がもはや心理カウンセラー。少し視点を変えてみることで、また新たな考え方にたどり着く。整くんの考えを聞くと、なんかフッと心が軽くなる。事件解決がゴールじゃない、新しいミステリー作品だった。

 

「親愛なる僕に殺意を込めて」

ある宿命を背負った大学生の主人公が、”もう1人の自分”が犯したであろう殺人事件の真相を突き止めるサスペンスストーリー。

以前からずっと見たかった「二重人格×サスペンス」の作品。しかも、その二重人格の主人公を山田涼介が演じるという。第一報の時、私は嬉しさのあまりスマホを投げかけた(笑)。

全9話と通常より少ないが、ストーリーのテンポが良いし、ひとつひとつの出来事を丁寧に描かれていた。序盤は痛々しいシーンがあるし、いろんな感情が大渋滞するが、ドラマ作品にしては割と見やすかった。また、主な登場人物が物語に重要な人物たちで、無駄なキャラクターがいなかったのも良かった。エイジくん(B一)や京花ちゃん、サイ、教授、女刑事、管理官、エイジくん父に義理の家族。ドラマオリジナルキャラのナミさんは視聴者目線の役割を果たしていた。それぞれの演者の高い演技力が、物語の世界に引き込まれた要素となっている。特に、山田涼介の表情の切り替えと門脇麦の演技は見応えアリ。ぜひこの目で見て欲しい。

 

以上2作品でした。そういえば、2022年に放送されたドラマで、初回から全部見た作品はこの2つだけでした。

 

今日は大みそかですね。今年1年、お世話になりました。来年もまた、のんびりとブログを書いていこうと思います。良いお年を!