のほほん備忘録

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二宮和也の演技が好きだ

#17「二宮和也の演技」

 

先日、ようやく『ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~』の初回を観ました。中谷美紀さん、大沢たかおさん、江口洋介さんなど、「さすが月9…」と言わんばかりのキャストの豪華さ。その中に二宮和也さんもいたんですが、またもや追われる立場にいました。二宮さん演じる男は記憶喪失で、自分が何者なのかも分かりません。ここらへんの謎も物語が進むにつれてだんだん分かってくるんだろうなぁ。それにしても彼は何者なんだ?身体能力が高そうだし、優しい一面もありそうだし。

 

さて、そろそろ本題へ。ドラマに出ている二宮さんを見るのはかなり久々ですが(実は『マイファミリー』も『ブラックペアン』も見てない…)、映画においては昨年公開された『ラーゲリより愛を込めて』と最新作の『アナログ』以外、すべて鑑賞しています。残り2作品も「見たい作品リスト」に入っています。1人の俳優の作品をほぼ全部鑑賞していることって、私の中ではめったにないことです。それくらい彼の演技に魅了されています。

 

先ほど「またもや追われる立場」の話をしたんですが、なんか二宮さんってそういう役が多い気がするんですよね。『プラチナデータ』では刑事・トヨエツに追われていたし、『GANTZ』シリーズの序盤はターゲットの星人に追いかけられていました。確か、『青の炎』も警察にマークされていたような…。今回の月9ドラマでもそれだったので、デジャブかと思いました(笑)。

 

二宮さんの演技で一番好きなのは『怒り』の演技です。その演技は観ているこっちもビクッと震えるほどの迫力。印象的な作品が2つあります。

まずは、2008年に放送された連続ドラマ『流星の絆』。ドラマの第8話(だったかな?)の終盤、主人公・功一とその弟・泰輔の会話のシーン。妹が仇の息子に恋心を抱いていることを功一に話す泰輔。それをとっくに知っていた功一。泰輔が「良いのかよ?」と尋ねたら、「良いわけねぇだろ!!」と怒りを滲ませながら答える。そのセリフや声のトーン、目、表情が「怒り」を表していて、純粋に「この人スゲェな」と思いました。

もう一つは、2018年に公開された映画『検察側の罪人』。若手検事と容疑者の取り調べのシーンでの怒りの演技に、観ているこっちもビビってしまうほどの迫力がありました。そのシーンに新人検事役で吉高由里子さんもいたんですが、あの場にいた彼女もビックリしていました。そりゃそうやろうなぁ。あれはビビるって。

 

他にもあれこれ語りたいですが、長くなりそうなのでここでお開きにしましょう。近いうちに『ラーゲリ~』や『アナログ』も観たいなぁ。映画全作品制覇しているのは二宮さんだけだから、これはもう見逃せません。月9ドラマの展開も気になるなぁ。