のほほん備忘録

のほほんと過ごす日々に、ちょっとした備忘録

東京滞在記 #2 ~上野の博物館と初めての寄席~

【2日目】

国立科学博物館に行きたい

なかなかのボリュームで、かなりの時間を要した。ランチを含めて6時間くらい滞在していたような気がする。

「地球館」3Fは動物のはく製が多め。実寸サイズだから迫力満点。動物園だと、こんな近くで見られないよ。超リアル。2Fは科学技術のエリア。物理学の現象を直観的に体感できるブースや、江戸時代以降の日本の科学技術の発展を辿る展示もあった。1Fの生命の進化や鉱物のエリアは、地学の授業みたいだった。

時間が足りなさすぎて、「日本館」はやや駆け足。日本列島と日本人の成り立ちを豊富な資料で辿る。ここもなかなかのボリューム。フタバスズキリュウの化石の迫力が凄かった。

こんなに面白いとは思わんかった。小さい頃に行ったら、少しは理科や科学に興味を持てたんじゃないかな…。まだ行ってないエリアもあるから、それは次回に持ち越し。

 

⑧浅草で鰻を食べたい

時間の設定ミスで、予定が大幅に狂ってしまい、ローテンションの状態で「浅草うな鐵」へ。鰻重と鰻の短尺(鰻の身の部分)を頂き、少しだけ元気になった。やっぱ鰻のパワーって凄いな!鰻の身がしっかりしており、弾力も歯ごたえもあっておいしい。九州の鰻とはまた違った食感で、言い方が適切かどうか分からないが、鰻がつるんとしていた。鰻の調理法が違うんかな?「焼く」と「蒸す」の違い、というか。

 

浅草演芸ホールで落語を観に行きたい

夜割のチケットを購入し2階席へ。落語4本と三味線と紙切りの演芸を観た。

落語は意外とわかりやすかった。表情やしぐさがとてもユニークだから、イメージしやすいし思わず笑ってしまう。トリが「笑点」にも出ていらっしゃる一之輔師匠だったので、良い回を観に行ったなぁと思った。落語家の先輩方に対して毒を吐きまくっていたし、「茶の湯」の噺に大笑いした。内容はちと怖かったけども(笑)。

紙切りの演芸は、拍手喝采の連続。その場でしゃべりながら観客からのお題の作品を完成させる。同時進行でやっているってのが凄い。完成した作品は、お題を出した観客にプレゼントしていた。いいなぁ。

三味線は女性の噺家による一人語り。歌と歌の合間のおしゃべりが地味に毒舌(笑)。歌声も三味線の音色もとても綺麗だった。

初めて寄席に行ったけど、なかなか面白かった。売店に行けなかったのが心残りだわ。

 

さて、気になった方も多いと思います。「⑦東京国立博物館に行って、四大絵巻を見たい」は、一体どこへ?

実は、⑥と⑧の間に東京国立博物館へ行きました。しかし、あまりの人の多さと時間の設定ミスで、⑦を満喫できないかもしれない。ということで、⑦は次の日の朝一番に見ることにして、ひとまずミュージアムショップでグッズを買うことにしました。

 

1日目とは違い、2日目は予定通りにいかずバタバタ。そして、最終日に雨が降るのであります。果たして「東京でやりたい12のこと」を無事達成することができるのでしょうか?