のほほん備忘録

のほほんと過ごす日々に、ちょっとした備忘録

資料集の後ろに載っている統計

#13「統計」

 

先日借りた本の中に統計学の本がある。新書サイズのもので、目次を読む限りはそこまで難しくなさそう。統計の知識を仕事に役立てようという感じのものだったと思う。ちなみに、未だ読んでいない。これから読むつもりである。

 

振り返ってみると、小学生の頃から社会科の資料集をよく読んでいた。その中でも、後ろのページに載っている「統計資料」の表やグラフを読むのが好きだった。読むというか見るだな、あれは。都道府県別人口数とか人口密度、面積などのデータを取りまとめたものがよく載っていた。数字やグラフで見比べながら、どのようなことがわかるか、どのような問題が潜んでいるのかを探るので興味が尽きない。「なんでこんな風になっているんだろう?」と自分なりに考えるのが好きなんだと思う。

 

大学の心理学の授業でも、「心理学統計法」という科目で少し学んだ。t検定や有意差、標準偏差といった聞きなれない単語が盛りだくさんでイメージできないところもあったが、仕組みがなんとなく分かれば「なるほど」と理解が深まった。膨大なデータを数値化して分析してみると、相関関係が見えたり見えなかったりする。そこが新たな発見につながっている気がして面白い。実際、卒業論文も質問紙を使ってデータを分析した。それを論文にまとめるのはなかなか大変だったが、良い経験になった。

 

統計はただ数字やグラフが並んでいるだけだと思われがちだが、それらを分析すれば文字化されていない問題や気づきが見えてくる。それが統計の面白さだと、私は考える。