#4「秋」
「好きな季節は何ですか？」と聞かれたら、迷わず「秋」と答えます。なんなら「ずっと秋でいいのに。」と毎年考えるほど、秋という季節は過ごしやすいです。あれっ、どこかで聞いたことのあるフレーズだなぁ…。まぁいいや。
正直に言うと、一番嫌いなのは夏です。夏生まれなのに、冬より嫌いです（笑）。九州民の感覚からすれば、冬はまだ雪が降るという楽しみがあるじゃないですか。それに重ね着すればなんとか過ごせるのに対して、夏はいくら軽装しても暑い。とにかく暑い。そして太陽光がまぶしくて目がやられちゃう。年々太陽がこちらに近づいているんじゃないか、とやや本気で思っているほどです。
それに対して、秋という季節は、暑すぎず寒すぎずの涼しさでちょうど良いんですよね。着る服迷う問題はありますが、1年を通して割と調子がいいのは秋なんです。夏よりは太陽のパワーが和らいでいる感じがします。また、秋分の日を超えたら夜が長くなるので、まぶしいのが苦手な私にとっては好都合なんです。1年中ずっと秋だったら、ここまで困らないのになぁ。
フレーズとしてよく聞く「〇〇の秋」。〇〇には読書、芸術、実り、食欲、スポーツなどが入りそうですが、それくらい秋は活動的になる季節だと思います。涼しい季節に静かに本を読む。美術館へ行ってじっくりと芸術作品を鑑賞する。過ごしやすい季節だからこそウォーキングやお散歩などで体を動かしながら景色を眺める。果物狩りをしたり旬のものを食べたりして食を楽しむ。涼しくて過ごしやすい秋だからこそ、いろいろ活動的になる。そういった意味で、秋という季節が好きです。
