のほほん備忘録

のほほんと過ごす日々に、ちょっとした備忘録

倉敷滞在記 ~倉敷グルメを味わう~

倉敷駅に着いた。ここからホテルまで案外時間がかかった。雨が降っているし、夜遅いからスーツケースをガラガラ引っ張るわけにはいかないし。スーツケースを手に持ち、つるつる滑りそうな道を歩き、ようやくホテルに到着。荷物だけ部屋にバーっと置き、工芸館のミュージアムショップで購入した肩掛けバッグに必要なものだけを入れて、夕ご飯のお店へと向かった。

 

2日目(夕):倉敷名物・ぶっかけうどんをまぜまぜ

ホテルから歩いてすぐにあるうどん屋ふるいち」さん。倉敷のソウルフードぶっかけうどんの発祥のお店だという。うどんは温・冷があったが、今回は温かいうどんにした。

うどんを丼に入れ、その上にたれをかけ、さらにその上に生姜や刻みネギ、天かす、刻み海苔、ウズラの卵の黄身をのせる。丼の中のうどん・たれ・具をまぜまぜ。うどんはやや硬かったが、たれがよく絡んでいておいしかった。

濃い味のたれと塩おにぎりが良い感じにマッチしている。他のお客さんがたけのこの天ぷらを注文していた。公式サイトを覗いたら、どうやらたけのこは真備町産だったらしい。しまった、ここは確認していなかった…。

 

3日目(昼):瀬戸内の海鮮丼

倉敷川の川舟流しでゆったりとした時間を過ごした後、船着場から歩いてすぐの目的地「割烹 あぶと天領」さんへ。新鮮な瀬戸内の海の幸を味わえるということで、今回の旅のテーマにピッタリなお店だった。瀬戸内のお魚たちは、専属契約の漁師から瀬戸内海のとれたてを仕入れているとのこと。生きたままのお魚を船で運搬し、調理の直前に生簀から新鮮なお魚を上げる。瀬戸内の旬の味を楽しめるそうだ。

3日目にして初めて、今回の旅でお酒を飲んだ。昼からチューハイ。ぜいたくなひと時。お目当ての海鮮丼定食を注文した。待ち時間はやや長かった印象だった。

海鮮丼定食は、メインの丼にお吸い物、茎わかめの和え物、漬物というラインナップ。海鮮丼は、お魚数種類に甘エビ、イカ(酢味噌あり)、タコが飾られていた。海鮮丼にのっている瀬戸内海のお魚はコリコリしていた。あー、私はこっちが好きかもしれん。金沢のお寿司もおいしいが、どちらかというとプリプリ・とろっ・甘いという印象が強かった。瀬戸内海のお魚は、身が締まっていてコリコリとした食感。九州のお魚もどちらかといえば後者の方で食べ慣れている。自分って西日本の人間なんだなぁ、と改めて感じた。

お吸い物や和え物もちょうど良い量だった。特に和え物がおいしかったなぁ。

 

余談だが、岡山のフルーツは次の機会に持ち越しとなった。いちごパフェやクレープが主で、一人で食べるには多すぎるし重すぎる。また、モーニングツアーのノベルティグッズをもらうため、カフェもある程度決まっていたというのもある。蒜山ジャージールクアイスや倉敷プリンなど、他にも気になる岡山スイーツがあったことも、たぶん理由の一つだろう。やり残しは次の旅行に繰り越せるからな。倉敷アフタヌーンティーという企画も気になるので、次はこのタイミングを狙ってフルーツを味わってみたい。

 

 

倉敷滞在記(アート&お散歩編)は、次の記事へ。